ドルチボーレ アマンナシャンプー - 脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)ケアナビ

脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)ケアナビ > おすすめシャンプー > ドルチボーレ アマンナシャンプー

ドルチボーレ アマンナシャンプー

Pocket

脂漏性皮膚炎になった時のホームケアや脂漏性皮膚炎の予防対策として大切なのは日々のシャンプー選びです。

シャンプーを選ぶポイントは色々あります。
例えば、香り・パッケージ・オーガニック・ボタニカル・コスパ・洗い上がりの質感などです。

そのため、何のためにシャンプーを選ぶかが重要となり、脂漏性皮膚炎対策としてのシャンプー選びとしては「低刺激」と「頭皮環境を整える」がポイントになります。

低刺激であり、頭皮環境を整えるのにおすすめのシャンプーとしてはドルチボーレブランドから発売されているアマンナシャンプーがあります。

ここではドルチボーレアマンナシャンプーの頭皮へのやさしさやなぜ頭皮環境を健やかに導いてくれるのかを成分解析しながらみていきます。

ドルチボーレブランドとは?

ドルチボーレはやさしさと必要なケアにこだわったベビースキンケアブランドです。

ベビースキンケアブランドの中ではかなり高額な設定で、なかなか手が出しずらい方も多いと思いますが、愛用者の満足度は高く、もちろん中には期待した効果が得られなかったという声もありますが、喜びの声の方が圧倒的に多いです。

喜びの声ばかりだとなんだか胡散臭く感じますよね?ヤラセじゃないの?とか。

怪しむことももちろん商品選びにおいては大切なことです。
なので、もし胡散臭いと感じる方は楽天市場のドルチボーレ商品のレビューを参考にされてみてはいかがでしょうか?

楽天市場のレビューの場合購入者であるかどうかの記載がありますので、買ったことも使ってみたこともない人のウソの声なのか、それとも信頼できるレビューなのか判断しやすいです。

もちろん、購入者レビューのヤラセも実際に購入してレビューを書いてといった感じで手間をかければやれなくはないでしょうが、楽天市場自体がやらせレビューを禁止していますし、100件以上のレビューが購入者としてのヤラセレビューであることはまずありえません。

レビューを見る時には良いレビューだけでなく、悪いレビューを確認しておくということも大事なことです。

ドルチボーレはオーガニックやボタニカルのスキンケアではありません。
植物エキスにこだわらず、赤ちゃんのお肌に必要と考える成分は植物・合成関わらず使用し、お肌への負担となる成分は徹底排除するというシンプルな考えで作られています。

なので◯◯スキンケアという表現をあえてするのであれば、無添加スキンケアと言えるでしょう。

アマンナとは?

アマンナシリーズはドルチボーレブランドの「お母さん向けシリーズ」です。

通常のドルチボーレが赤ちゃん向けとなっており、アマンナシリーズはママを対象にしています。

特にシャンプーとトリートメントは産前産後のホルモンバランスが乱れデリケートになっているママの頭皮をいたわりながら洗い上げること目的に作られたシャンプーと髪や頭皮になるべく負担をかけないよう髪に栄養を与えるトリートメントです。

あくまでもドルチボーレのアマンナシリーズである理由はドルチボーレのこだわりである赤ちゃんのお肌への優しさと必要なケアができるという点を引き継いでいるからです。

そのため、ベビーシャンプーとして赤ちゃんにも使うことができるように作られています。

成分解析

【ドルチボーレ アマンナシャンプーの全成分】
水、コカミドプロピルベタイン、グリセリン、ココイルメチルタウリンNa、ペンチレングリコール、ラウレス-4カルボン酸Na、ケイ酸Na、PCA-Na、ヒアルロン酸Na、加水分解ケラチン(羊毛)、オタネニンジン根エキス、センブリエキス、サピンヅストリホリアツス果実エキス、マンダリンオレンジ果皮油、塩化ヒドロキシプロピルトリモニウムデンプン、ポリクオタニウム-10、ベタイン、トレハロース、PEG-20ソルビタンココエート、シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、クエン酸、クエン酸Na、エチルヘキシルグリセリン、カプリル酸グリセリル、ポリアミノプロピルビグアニド

アマンナシャンプーの全成分は上記のようになっています。

それでは一つ一つ成分解析していきます。

水はドルチボーレブランドの特徴とも言える非加熱天然水「天使の希水」が使用されています。

多くのシャンプーに使われる水は精製水ですが、何が違うかというと、精製水は不純物を含まない水である代わりに天然水に含まれている自然界のエキスやミネラルなども取り除かれています。

非加熱天然水である天使の希水を使用することで天然水独自の自然界のエキスによる恩恵を受けることができます。

コカミドプロピルベタインは洗浄成分です。ベタイン系と呼ばれベビー用洗浄剤によく使われるくらい低刺激な成分です。

グリセリンはごくごく一般的な保湿剤です。

ココイルメチルタウリンNaはアミノ酸系に非常によく似た良質な高級洗浄成分で髪や頭皮にやさしく、しっとりと洗い上げます。

ペンチレングリコールは防腐効果のある保湿剤で安全性が高い成分です。

ラウレス-4カルボン酸Naは石鹸系洗浄成分と呼ばれており、低刺激ながら高い洗浄力を持っています。低刺激な洗浄成分の多くは洗浄力が今一つの場合もありますが、組み合わせることで必要な洗浄力を生み出すことができます。

ケイ酸Naもドルチボーレの特徴的な成分です。水溶性珪素濃縮溶液のUMOと呼ばれる成分でUMO自体はケイ素サプリとして販売されています。
近年はミネラルの珪素が注目を浴びていて美肌を保つのに役立つとされています。

PCA-Naはお肌に存在している天然保湿因子の一つで保水力に優れお肌の潤いを保ちます。

ヒアルロン酸Naは知らない人はいないと思いますが、保湿力に優れ、これもまた天然保湿因子の一つとしてお肌に存在している成分です。

加水分解ケラチン(羊毛)は髪にハリコシを与える成分です。ケラチンはタンパク質の一種ですが、髪もたんぱく質でできているので髪に馴染みやすい成分です。

オタネニンジン根エキスは高麗人参から抽出されるエキスで昔から育毛剤などに配合されてきた成分です。頭皮環境を整えてくれます。

センブリエキスはセンブリから抽出される成分で苦いセンブリ茶でも有名です。センブリエキスも育毛剤に使用され頭皮環境を健やかに導きます。

サピンヅストリホリアツス果実エキスはソープナッツツリーというインドなどに生息する植物から抽出されるエキスで天然の界面活性剤であるサポニンを含み抗菌効果や洗浄効果があります。

マンダリンオレンジ果皮油はアロマオイルの一種で妊婦や赤ちゃんにも使用できるようなアロマオイルの中でも優しめなオイルで柑橘系の香り付けにも使われます。光毒性もほとんどないとされています。

塩化ヒドロキシプロピルトリモニウムデンプンはコンディショニング効果があり洗った後の髪の質感を良くします。

ポリクオタニウム-10は髪のきしみを抑えて洗い上がりを良くします。

ベタインはさとうだいこん由来の保水効果やコンディショニング効果のある保湿成分です。

トレハロースは水分保持機能を持つ保湿成分です。

PEG-20ソルビタンココエートは洗浄成分や乳化剤として使われる成分です。

シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコールは保湿効果やコンディショニング効果、乳化作用のある成分です。

クエン酸とクエン酸NaはpH調整や酸化防止作用があります。

エチルヘキシルグリセリンとカプリル酸グリセリルは併用することによって防腐効果を持ちます。

ポリアミノプロピルビグアニドは防腐剤です。

上記のような計25種類の成分で構成されるのがアマンナシャンプーです。

パラベン等の旧表示指定成分、合成香料、合成着色料、鉱物油、シリコン、エタノール、石油系界面活性剤が無添加のシャンプーです。

オーガニックやボタニカルではありませんが、無添加ノンシリコンシャンプーとなっています。

ドルチボーレアマンナシャンプーのおすすめポイント

ドルチボーレアマンナシャンプーは薬用シャンプーでもありませんので、脂漏性皮膚炎を引き起こすマラセチア真菌を退治したり、肌荒れを抑える効果はありません。

そのかわり、髪と頭皮をやさしく洗浄することで頭皮環境を健やかな状態に導き、脂漏性皮膚炎で弱った頭皮をやさしくケアすることができます。

頭皮環境を健やかに整えるという最もヘアケアのベースとなるケアに最適なシャンプーです。

25種類の成分というのはシャンプーの中でもかなりシンプルな部類です。

贅沢なケアはできないけれど、必要最低限のシンプルなケアをやさしく行えるという点では産前産後のママや赤ちゃん、敏感頭皮の大人の方におすすめできます。

関連記事

  • ハーブガーデン さくらの森シャンプー

    人気のオーガニックシャンプーといえばハーブガーデンシャンプーがあります。 製品作りにかなりのこだわりを持っていて脂漏性皮膚炎対策としてもおすすめされていた…

  • カダソン スカルプシャンプー

    どんどん新しいシャンプーが発売されている今日この頃。 間違いなくシャンプー業界は良質なシャンプー作りにこだわるメーカーが増えてきているように思います。 …